みなさん、こんにちは。

それでは続きを書きますね。

そういえば、前回は「想像と違う世界」ってタイトルで投稿しました。

そこで書いたのですけど、始めの1か月は原稿づくりで病院に仕事に行っていました。そして2か月目から「体験談(リカバリーストーリー)発表」という仕事が始まります。

ところで、体験談発表とは・・・自分が作ったリカバリストーリーを約10分という時間で発表する事です。もし気が向いたら次のブログで発表しようかな。。

という訳で、僕の地域の精神障害者ピアサポーターの仕事は・・・いくつかの病院で体験談発表をする→参加した対象者から感想を聞いてフィードバックする→希望があれば「地域移行支援」や「地域定着支援」のピアサポート活動を行っていく流れになります。

さて、ここで重要な点があります。

それは、精神障害者ピアサポーターの仕事自体には保険点数が付かないという事です。

正確に言うと、ある講習を受けることによって・・・精神障害者ピアサポーターの仕事に、ある程度の保険点数が付きますが、基本は付きません。

ということは、医療保険以外のピアサポート費用を病院側もしくは患者側が実費で負担しなくてはならないという事です。

そういう理由かどうか解りませんが・・・僕の地域でのピアサポート活動はあんまり芳しくなかったし、僕自身も地域移行支援などの実質的なピアサポート活動を対象者に行うことなく任用期間を終えました。

なので、僕の行った精神障害者ピアサポーターの仕事は主に講演になりました。

とはいえ、講演だと月に1回程度の仕事量だし、僕には現状に対する焦りがだんだん出来ていきました。

「このまま任用終了まで無難にピアサポーターの仕事を続けていいのか? 今の自分に出来ることがあるのではないのか?」これが僕の心の奥底から湧き上がってきた感情です。

そんな時に、とある方から・・・鹿児島県全域でひきこもり支援を行う試みの準備会合がある事を教わったのです。

僕には昔、精神障害者ピアサポーターか、ひきこもり支援のどちらの道を進もうか悩んだ時期がありました。

あの頃・・・僕の目の前には精神障害者ピアサポーターに任用されるというチャンスがあったので、それに飛びつきました。

でも、精神障害者ピアサポーターという仕事は、人によっては様々な事・・・病気のことなどに対して勉強しなくてはならないし、当事者に寄り添うというのはものすごく大変です。

僕の場合は、精神障害者ピアサポーターとして、自分の道を見いだす事よりも、僕のもう一つの道・・・ひきこもり支援を自分の行える範囲内(統合失調症なので、普通の人よりも精神的負担がかかります)でやってみたいと思い立ちました。

なので、僕は現在の立場(精神障害者ピアサポーター→市町村の福祉関係の担当者とある程度繋がりがある)でひきこもり支援活動を行う・・・という目標に向かって全力で行動していきます。

 

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