作業所に慣れたころ

みなさん、こんにちは。今日はクリスマスイブですね・・・といっても、僕にはなーんにもありませんが。。

 

それから、新聞で氷河期世代統一試験の記事もありましたね。。ひきこもりの方々の救済になればいいですけど・・・

 

さて、本題に戻ります。。これは僕が作業所に入所して、半年が過ぎた頃からお話しします。

 

最初の半年は、仕事を憶えたり、人間関係だったり、送迎時のモヤモヤだったりと様々な問題を一生懸命にぶつかっていった半年でした。

 

ですが、半年もたつと少しながら余裕が出てきます。仕事に慣れるというのかな。。

 

そこで僕は、本来の自分らしく・・・日々の疑問を「企画書」にしてサビ管に提出していきます。

 

本来、作業所に限らず・・・会社というものは疑問を感じて声をあげるような事はご法度のような気が、今の僕には感じています。

 

まぁ、でも「企画書」を出すのが僕本来の姿なので、後悔はしていません。

 

企画書提出によって採用されたり、採用されなかったり・・・実際採用されることの方が圧倒的に少なかったのですが、僕自身はその経験によって得るものも多かったです。

 

例えば、採用されたのは、昼休憩のコーヒー提供(コーヒーはドリップします)ぐらいかな。。

 

結局僕が作業所を退所するまで、コーヒー提供は僕の仕事になりました。まぁ、これは僕的にも苦にはならない仕事だし・・・昼休みにインスタントじゃ無くコーヒーを飲めるって素敵ですよね。

 

そーいえば、コーヒー係ってのも作業所に行く動機の一つになったかもです。

 

後の企画書は殆どボツになった気がします。まぁ、でも気にしない。気にしない。。

 

それから、そういえばこの頃から、作業所にも女性(若い子)が入所し始めました。

 

正直、仕事・・・そしてそんな場面で女性と接する経験が十数年ぶりだったので、最初は戸惑いました。

 

でも、女性と話す事も慣れ・・・ていうか経験を積み重ねていって自然と間が掴めていった感じですね。

 

退所するころには、女性(年齢問わず)の知人の方がよく話したかな。

 

・・・という訳で、作業所に入所して1年が経つ頃の自分は、まだ危なっかしいところはあるけど、モヤモヤと闘いながら、あまり長期に休むことなく通所していました。

 

その頃の自分は、WEBデザイナーになるという目標に向けて、自宅では勉強の日々(と言っても長時間は耐えられない)を送り、自分のペースで日々を送っていました。

 

そして、重要なのは「自分のペース」ってところです。仕事も、勉強も、ストレスも、モヤモヤも、いろんな要因を含めて・・・自分が歩むペースを作り出せたのが、かなり大きいです。

 

でも、こればっかりは、行動してみないと判らない部分ではあります。自分の事は自分しか分からないのですから。

 

まずは、危なっかしいかもしれないけど、自分のペースがどんなのか知るために作業所に入所(精神障害を持っている方です)して、活動してみるのもいいかもです。

 

まぁ、前にも言いましたが、最初のステップとしては作業所では無くとも、社会福祉協議会のボランティア活動ってのも当てはまると思います。

 

ボランティア活動でも、ひきこもりから抜け出す行動の目的は、「自分の歩むペースを作る事」。それを考えながら行動すると見えてくるものが違うかもしれませんね。

 

皆さん、それぞれ事情は違いますけど、ひきこもりから抜け出すって事は「山登り」のようなものだと僕は思っています。

 

仕事を見つけることではなく、それぞれが小さな目標・・・小さな山のゴール地点を目指して、一歩・・・小さな一歩を歩んでいく・・・そして目的地についたらまた新たな目的地が見つかる。そんなイメージです。

 

焦る事は無く・・・そんな目標が見つかると良いですね。

 

それでは(´ー`)y-~~

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