ぼくがひきこもりから抜け出した要因

今日は、僕がひきこもりから抜け出した一番の要因について話そうと思います。

 

実は、僕は埼玉県にいた頃、埼玉県の「若者自立支援センター埼玉」や「KHJ埼玉」に出入りしていましたが、そこで出会うのは僕と同じ境遇のひきこもりの友人でした。

 

もちろん、そういったひきこもりの友人との関わりもちょっとは自分のプラスになりましたが、何か物足りない・・・っていう気持ちもありました。

 

そんな中でも、ひきこもりから抜け出そうとして、アルバイトを始めたりもしましたが、人間関係でうまくいかず辞めてしまう事を繰り返していました。

 

正直、ひきこもりから抜け出して・・・履歴書に何も書けない状態で受け入れてくれるバイト先はそんなにいい感じの雰囲気ではないところが多いように感じます。

 

さて・・・一番最初の記事でも書いたと思いますが、僕がひきこもりから抜け出した一番大きな要因は、社会福祉協議会での人との出会いです。

 

社会福祉協議会では、年1度「ボランティア養成講座」を行いますが、そこで知り合ったのが今も親交がある10年来のオペラ歌手の友人です。

 

彼女の人と接する態度、「人との縁」の重要性・・・そういったものを見て感じ、自分もどんなトラブルがあったとしても、人との縁を断ち切らず・・・自分の嫌いなところを全てを見せても、落ち込んでも、良いと思った友人とのやり取りを続けていこうと感じました。

 

でも、僕が社会福祉協議会と出会ってから10年近くたちますが、実際にひきこもりから抜け出したのはごく最近です。

 

今の僕が思うのは、自分の居心地のいい場所を見つけるのは時間のかかる事ですし、またモチベーションを保っていくのも精神的なパワーを必要とすると思います。

 

だから、その前段階として、親子の関係の修復(お互いが愚痴を言い合える関係まで作っていく)と・・・全てとは言いませんが、もしあるのであれば、ギャンブルやゲーム「依存」からの脱却も視野に入れるべきだと僕は感じています。

 

僕は、ひきこもっていた頃はパチスロ依存でした。それを数年前に、約1年間の時間をかけて辞める事が出来たのが大きかったと思っています。

・・・というのは、パチスロから離れると、そこに使っていたパワーが他の事への興味(美術・音楽)へ変わっていったからです。

 

でも、依存が全て悪いと言っている訳ではありません。僕の場合はコーヒーとタバコに依存しています。

 

だけど、ギャンブルやアルコールなど・・・心の大半を占める依存は改善してから社会に復帰したほうが良いと僕は考えています。

 

依存も種類によりますが、自分に「失敗の逃げ道」を作ってしまうと、ひきこもり脱出は難しいかなー。。と感じています。

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