ひきこもりと家族

みなさん、こんにちは。

 

じつは、ひきこもりのとある講演会で、・・・いろいろアイデアを得る事が出来たので、その事と僕の考えと共に思いつくままに話していこうと思います。

 

さて、今回は「ひきこもりと家族」についてです。

 

ひきこもり当事者の精神状態にもよりますが・・・結構、ひきこもっていると親との関係がギクシャクしている・・・というか壁を作っているという話はよく聞きます。

 

僕の場合は、一番ひきこもりのどん底にいた頃、親とは顔を合わせるのが苦痛でした。親と話す内容も無かったし、自分が生きている事について、親に対して罪悪感みたいなものも感じていました。

 

さて、そんな状況なのですが、やっぱり親は大切な存在です。金銭面もそうですが・・・ひきこもりから抜け出そうとする時に、親の理解と応援があると、無いのでは、自分が一歩踏み出そうとする時に全然気持ちの安定度が違います。

 

とはいえ、僕もひきこもりのどん底にいた時は・・・親に僕の今の辛い感情を理解してもらおうとして、KHJなどに引っぱり出していたのですが、どうやらそのアプローチは、たいして効果が無かったように感じます。

 

今の状況の(ひきこもりから抜け出した)僕が思うに、もちろんひきこもりの人の状況にもよりますが・・・例えば、家の中の事(外関係は辛いかなと思います)で、洋服をたたんであげたり、料理を作ったりとか、ちょっとした時間に出来る事を、ちょっと勇気を出してやってあげるのも、良いかなと思います。

 

そーやって、親とちょっと繋がりを持つのも、自分にとってはプラスになるかなと思います。別に、無理して親と会話をしなくたっていいのです。畳んだ洋服の上に「暇だからやっておいた」とメモを置くだけでも、親はとても嬉しいと思います。

 

そんなことの積み重ねで、自分自身と親との関係はちょっとずつ変わっていきます。もしかすると自分自身にとってはビックイベントかもしれませんが、こーいった事を自分の体調がいいときに何度も繰り返していけば・・・ちょっとした達成感にもなりますし。。

 

まぁ、ひきこもっていたって、考えをちょっと見方を変えてみれば・・・時間はいくらでもあるのですから、ちょっとそんな時間を作っても良いと思います。

 

でも、毎日やるとか無理はしないでね。ちょっと元気が出た時にやるだけでいいのですよ。

 

けっこう、ちょっとした親との関係の変化も、イベントです。だから、元気が出たら・・・そういった事をちょっとやってみて、親との壁を薄くしていってみてくださいな。

 

それでは(´ー`)y-~~

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