みなさん、こんにちは。今回は大学卒業からドロップアウトまでの経緯をお話ししようと思います。
さて、前回でも述べましたが、大学時代は勉強はほったらかしにして、サークルやイベント活動に没頭していました。
でも、まぁテキトーに学友の力を借りて・・・留年する事はありませんでした。
そして大学3年生の夏に、就職する事を視野に入れる事となりましたが・・・正直僕は就職のビジョンというのを持っていませんでした。
小中高と遊んで暮らして、1年新聞奨学生で必死でやって、大学時代もサークルやイベントなどやりたい事をやっていたのですが…今の僕から見れば、自分の芯の部分(心の奥底の弱い自分)が不安定だったのかなと思います。
それで、僕が選んだ就職の選択はアミューズメント(パチンコ)企業への就職でした。理由はパチンコが好きだった(依存していた)からと、当時は株式公開すると言う会社の目標に惹かれました。
それで、いくつかの会社の面接で内定を貰ったのですが・・・そこで僕の選んだ選択肢は、またも「新天地に行く」事でした。いわゆるリセットですね。
それで、アミューズメント業界ではトップの広島の企業に単身入社しました。当時は幹部候補生という待遇で。。
といってもですね・・・僕以外はみんな広島出身の人ばかり。当然そんな状況で、しかも幹部候補生となれば人間力が問われます。
何回も言っていますが、僕の心の中心はとても繊細で、しかも自分を表現する事や素直に話す事が下手でした。外面はいいのですけどね。
だから、僕はうまく広島グループの中に溶け込んでいく事が出来ませんでした。仕事はそれなりに出来るし、研修のテストではトップクラスだったのですが、外面だけでは人に信頼されませんでした。
そこで、僕は徐々に孤独を感じていく事になります。同期とも胸襟を開く相手は出来なかったかな。まぁ一人ぐらいはいたかもです。
でも、僕は自分の将来性に限界を感じ3年で会社を退職しました。
やっぱり、人を信じる事が出来なかった事、自分を作っていた事、自分の言いたい事がいざという時に言えなかった事などが原因ですね。
それで、実家(埼玉)に戻りましたが、自分の可能性に限界を感じていた僕は、再就職する事が怖くなっていたと思います。いわゆるニート生活を始めました。
振り返ってみると、あの頃の僕は(今もですけど)視野が狭かったと感じています。自分の見た世界だけがリアルで、「もしかしたら自分を活かしてくれる世界があるかも」とは考えませんでした。
そして、自分の二面性(繊細な自分)についても深く考えなかったのも、状況をさらに悪化させていきます。
というか、僕の友人にそのことを指摘する人もいなかったですし、僕は人生の転換点で生活を「リセット」する事で、自分がうまく行ってきたと思っていたのも良くなかったですね。
小中高で自分を確立できなかった事、良い指導者・理解者がいなかった事、そしてそんな状況で、社会という荒波に向かって行った事が、僕にとっては良くない状況だったと思います。
まぁ、そんな感じでいろいろあって、ひきこもりの道に入っていきます。